「私+あなた」=「アルコール依存症」

2017年1月6日 お酒に卒業宣言!の私+はてしないアルコール依存中の夫

アルコール依存症のトリセツ <続々編>

 睡眠薬をやめられた私は

まるで、タバコをやめられた時の様にいい気になっていた。

そう、たしかに睡眠薬(正しくは睡眠導入剤マイスリー)に

依存性がなかったからだと思う。

眠れないのが辛いから薬を飲みたい!なんて思わなかった。

全て、すべて、お酒の依存性。

眠れないのが辛いからと、一年360日は飲んでいた。

お酒に弱くはないけれど、酒豪でもない。

強い酒は飲めない。

正確に言うと、酔ってしまうと飲めた。

気付いていたのに、自分もアルコールに支配され始めていること。

 

転機は大学を卒業した娘が戻ってきた事だった。

彼女が高校に通っていた頃

すでに、帰宅後すぐのキッチンドリンカーだった、私

部活帰りに急な雨・雪

迎えに行ってやる事も出来なかった。

その頃にはどっぷりお酒に浸っていたから。

 

社会人になった娘の帰宅は不規則で

夕食時間には帰らなかった。

すでに、アルコール依存な自分に気付いていた私の

精一杯の娘への誠意?が帰宅するまで飲まない事だった。

飲みに行く。外食して帰る。

そんな予定がきまっている日以外は…

帰宅後、娘が食事を取る時間まで飲まずにいた。

急な雨もバス停まで迎えに行けた。

飲み始める時間が遅い分、飲む量も半分以下に減った。

もちろん、膵炎という爆弾も抱えていたのだけれど

それは、私の飲酒になんの影響力もないものだった。

 

ありがとう。

お母さんを助けてくれて。

だって、空っぽなお母さんは

独りが寂しかったんだと思う。

 

もうじき、新しい生活が始まると思う。

お母さんも自立するからね。

空っぽな心と身体に

自分を詰め込んでいくの。

 

お母さんの身体も心も自分がなかった

家族で埋まってて、自分がないから辛くなってた。

 

だから、きっと、きっと

もう、お酒は飲まない。

これ以上飲み続けたなら、自分が苦しいように

他の家族を苦しませる。

そして、家族が逃げて行っちゃう。

 

愛情表現上手じゃないし、

褒めるの苦手で、ダメ出しばかりしてきたけど

幼いあなたの事、精一杯抱きしめてきた。

 

まっすぐ、目標に向かって進んでね。

お酒飲まないで、傍で支えるから…

支えられてるのは、私のほうか…。

 

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