息子の
この深い闇は、いつ去っていくのか。
昨夜は9時に倒れこむ様に眠り
そのまま朝を迎えたらしい
朝は言葉は発するが体が動かない様子で
ビーグル院長の名を呼んでは
また、眠りの世界へ
私が仕事を終え6時ころに帰宅
まだ、眠りの中
昼間に一度
起きだしてパンを食べクスリを飲んだそうだが
それ以上動けずにまたまた眠りの世界へ
今日は一日グズグズ？と聞くと
うん、グズグズしか出来なかった…
メソメソはしてなかった？
メソメソにはならなかった…
25歳の青年ではない
5歳の男の子
きのうはそこそこ調子が良かったけれど
病みは深い
精神科・心療内科の転院を考えていて
月曜日あちこち電話をしてみたけれど
三か所、それぞれ２カ月～３カ月先まで
予約が取れない
しかも、転院の場合は必ず紹介状が必要だと。
これじゃあ、来週も
今までの所へ行くしかないのか？？？
きのう
その話を息子にしたところ
個人のクリニック系は
埼玉でもそんな風だったと。
で…初めて聞いた
埼玉で通った病院は
精神科専門の大きな病院だったそう
私の中で
精神科で入院病棟の有る所というのは
重篤な精神病患者の通うところで
軽い通院で済む症状の患者が余り居ないと
そんなイメージだった
息子が独り
アパートの部屋の中でひきこもりはじめ
自分の状態がダメだ…と
心が弱っていると言うより
頭がおかしいと考え
病院へ行かなければと
這うように向かった精神科
そこまで
厳しい状況だったこと
知らずに過ごしていた
２か月前に
埼玉の部屋で息子の顔を見るまでは
まさか、そこまで…と
気付かずにいた。
もともと細身の身体が
５３㌔合った体重が４５㌔を切っていた
ここ最近少しずつ
食べられるようにはなっていたけれど
今日のように眠ってばかりだと
食事も取れない
また、体重が減ったと
プロテインはどこに行っているのかと
嘆いていた
１月に辞めたお酒
もちろん膵臓の検査値が悪く
断酒を進められていたのは確かだったけれど
今、思うと
虫の知らせ？だったのかな
そろそろ、お酒を辞めて
子供と…夫と…
ちゃんと向き合わなきゃいけないって
最後に飲んだお酒
余り美味しく飲めなかったから
もう、終わりにしても良いかなぁって
酔うほど飲んでもいないし
やらかしてもいないけど思った
飲んだままだったら
病んだ息子は何を感じ何を思っただろう…
絶望…しかなかったのではないだろうか
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